記事『ゴミ箱の前の処刑人』を書きました。
要約:「燃えるゴミ」の分別に慣れた筆者は「燃やすゴミ」という分別に緊張してしまう。ゴミを処刑するような罪悪感と、「これは燃やす」と焼却炉に運ばれた燃えないゴミの、生き地獄を想像する。
記事『ゴミ箱の前の処刑人』を書きました。
要約:「燃えるゴミ」の分別に慣れた筆者は「燃やすゴミ」という分別に緊張してしまう。ゴミを処刑するような罪悪感と、「これは燃やす」と焼却炉に運ばれた燃えないゴミの、生き地獄を想像する。
記事『美術館による記憶 / Museum memories』を書きました。
要約:一流建築家による「おしゃれ」な美術館で、ガラスや鏡に激突するわたし。建築家の理想を体現した建物が、美術品の記憶を上書きする。普通の建物が一番いいなと思った一編。
記事『女神のやばい指示』を書きました。
要約:「お前の大きな肛門を、私のためにかきむしりなさい」女神イナンナの無茶ぶりを、忠実に実行したニンシュブルの肛門は大丈夫だったのか。心配した筆者が、もっとマシな場所だった可能性を見出した考察。
記事『腹の虫の音』を書きました。
要約:人前で鳴る腹の虫の音は恥ずかしいが、自宅では気にならない。恥ずかしいのは音そのものではなく、状況に固執する自分の心が作り出したものだ。お釈迦様の教えを感じつつも、やはり音を止める方法を知りたい。
記事『ボスガラス』を書きました。
要約:朝一番に鳴き、仲間と点呼をとる「ボスガラス」との数年間。騒々しい鳴き声は筆者の目覚まし代わりだったが、ある冬、ボスの声が枯れ、やがて聞こえなくなった。季節が巡り、ボスの鳴き声のない静かな朝に、喪失感を感じる。
記事『なめらかインクはお呼びじゃないの』を書きました。
要約:ジェットストリームをはじめとする、なめらかな書き心地を求める世間と逆行して、ゼブラのSARASA CLIPの0.4mm、ブルーブラックを愛する筆者。替え芯を買いに行くたび、Surariの擬態能力の高さに悩まされる。
記事『パソコンをテレビに繋ぐのぉ!?』を書きました。
要約:「パソコンをテレビに繋ぐのぉ!?」喚声をあげる高齢の両親。WBCを見るため、15年物のテレビと、Netflixが見られるパソコンを、ぷすっと接続した記録。スポーツは大衆のものでありつづけてほしいと願う。
記事『組織は何人まで死ねるか』を書きました。
要約:組織が機能しなくなる「境界線」は何人か。金庫の番号もパスワードも共有されないまま、人がばたばた斃れていくとき、会社はいつまで持つのだろう。バックアップの体制の強固さから、力の抜き方を考える。
aspe:keyoxide.org:4TTQQJU4GKRIPIJUURRV6AFQZQ
記事『「このタコ!」とは言わないから』を書きました。
要約:AI相談への依存を危惧する声があるが、それはペットを愛でるのと何が違うのか。どちらも「自分を否定せず、裏切らない存在」を搾取しているだけではないのか。犬に散歩される飼い主の幸福な姿から、その本質を思う。
記事『映画『木挽町のあだ討ち』感想・許嫁はここがいい』を書きました。
要約:映画『木挽町のあだ討ち』の、ネタバレなしの短い感想。および、許嫁という設定全般に関する個人的「ここがいい」ポイントのまとめ。
記事『トイレの壁、そこにいますか』を書きました。
要約:量子力学の「観測されるまで存在が確定しない」という概念を知ってから、私のトイレタイムは一変した。もしかしたら、トイレの壁は存在しないかもしれないと、不安に感じてしまう。
記事『1026字対1025匹』を書きました。
要約:教育漢字1026字にはそっぽをむいても、ポケモン1025匹は完璧に暗記する子どもたち。子どもたちは「推し」の為なら、難解な漢字すら習得する。漢字ドリルの中身は、全部漫画にすればいいと思うよ。
記事『芽の強さ』を書きました。
要約:庭でチューリップの芽を発見し、春の訪れを感じる。石や硬い土を退けて芽吹く植物の力強さに感銘を受けつつ、その際に生じる損傷や負担を案じる。
記事『身についたことは忘れない』を書きました。
要約:毎年、この時期には必ず、試験勉強に追われる悪夢を見る。あのときの焦りと不安が、身に沁みついているのだ。汗だくで目覚め「とっくに合格している」と安堵するも、正解のない社会人となった今では、あの地獄も懐かしい。
記事『手放して良かったもの』を書きました。
要約:長年愛用していたLinuxのパソコンと別れ、最新鋭のWindowsパソコンへ移行。環境構築の爆速さに驚き、今までの機会損失に気づく。
記事『イダイケなんてどこにもいない』を書きました。
要約:サンスクリット語を中国で漢字に当てはめた音訳の結果、イダイケという、どこにもいない人が爆誕した。シルクロードにおける伝言ゲームの末路と、カタカナ表記の偉大さを知る。
記事『お雛さまの檜扇』を書きました。
要約:25年前に自ら壊して以来、毎年申し訳ない気持ちになっていた、お雛さまの分裂した檜扇。糸の通し方がわからず修理できずにいたが、ついに、糸の通し方を解明し、長年の悲願を達成した。
記事『詩『日にひりつくアスファルトの』』を書きました。
要約:アスファルトのひびに突き刺さった蝉の翅。かつて土の蓋を跳ね除け地上へ出た証であるその一枚が、今、車に轢かれ、路面に粉々に擂り込まれていく。夏が、静かに終わっていく。
記事『ダンプカーと事故を』を書きました。
要約:夕方の事務所、営業のAさんの軽自動車がダンプカーと事故を起こしたとの電話に、全員が凍りつく。惨状を覚悟したわたしたちに、伝えられた続報は。
記事『車内アナウンスリスナー』を書きました。
要約:公共交通のアナウンスは個性の宝庫だ。バイブスを上げるギャル車掌や、妙に艶っぽい自動音声など、耳を澄ませば移動が娯楽に変わる。研修を経て挨拶が迷走する運転手など、人間味溢れる交流もまた魅力の一つだ。